コスト削減提案

 近年、部品や金型生産のグローバル化が進むなか、国際的なか競争が激化し、部品や金型に対する価格、品質などの要求はますます激しくなってきています。そのなかで、勝ち残っていくためには、高精度、高品質であることはもちろんのこと、短納期、かつ低コストでつくることも避けて通れない道です。加工コストを下げるには加工時間の短縮、つまり(加工半減)が必要不可欠となってきます。東京セラミック社は、加工半減のための戦略を考案いたしました。

T東京セラミック牡グループが開発したINPLATE−IPX(インプレート アイピーエックス)処理を切削工具に施して大幅な工具寿命延長を計り、生産性向上に大いに役立てる。

U東京セラミック社が企画立案したトーセラフォーカス ボールエンドミルなどを活用して高送りを実現し、圧倒的な生産効率を導く。

V東京セラミック社はあらゆる製造現場〈機械部品加工、その他塑性加工〉においてもコスト削滅のための提案をいたします。


加工半減の重要性

 【工具費の削減”が求められている】 どこの製造現場でも耳にする話で、製造業の永遠のテーマなのかも知れません。しかし、工具費の削減が加工コスト全体のカットに、どれだけの効果を上げているかは疑問です。

 一般的な加工コストは加工費〈電力費、機械費、作業賃金)が約70%、管理費が約25%、そして工具費がわずか5%以下といわれています。したがって、仮に、この工具費だけを半減したとしても全体の加工コスト比はわずか2.5%減と、効果は意外と小さいことになります。


高性能工具がコスト削減の決め手
 工具費削滅の加工条件を下げたたり、工具のトラブルによる修正や再加工が発生していたとすると、逆効果の可能性すらありえます。

 一方、加工時間の短縮により、加工コスト全体の70%を占める加工費が半減できれば、同じ工具寿命でであっても、全体の35%もの製造コストが削強できることになります。また、加工時間の短縮は単にコスト削減ことどまらず、納期の短縮による競争力の強化や、現状設備での増産を可能にするなど、その効果は計り知れません。

 この加工半減を可能にする武器が切削工具です。東京セラミック社グループが世界ではじめて開発したINPLETEE−IPX処理は、現在ユーザーの方々が使用しているスローアウェイチップ、エンドミル、ドリル、リーマなどに処理を施すだけで刃具に潤滑性、耐磨耗性が付加されて高性能刃具に生まれ変わります。

 工具費を削残するよりは、加工時間を短縮した方が加工コストへの効果が圧倒的に大きいことが明らかですが、東京セラミック社のINPUITE−IPX処理を採用すれば工具費も削減しながら超高速加工も実現し、生産性効率も確保します。


進化する表面改質技術
 東京セラミック社は独自のINPLETE−IPX(誘導磁場エネルギー処理)とPVD法によるコーティングを連動したIPX−ナノコートV1を新商品として受託加工しています。東セラのIPX−ナノコートV1は工具の長寿命化にとどまらず、加工条件のアップや高硬度鋼の直彫り加工をより高いレベルで可能にするなど、加工半滅を実現するための最も重要な工具技術と言っても過言ではありません。チタンアルミニウム窒素系から⇒ケイ素(Si)系のナノコンポジットコーティング技術を採用した新皮膜などの登場lこより、格段の進歩が得られています。


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